すみだ北斎美術館は、2月5日(火)から4月7日(日)まで、「北斎アニマルズ」展を開催。
本企画展では、思わずギュッと抱き締めたくなるような動物から、写実的な画法による思いもよらない個性的な表現の生き物まで、表情豊かな北斎アニマルズをご紹介。
1章 生けるがごときアニマル
北斎は生涯にわたって動物や虫などの絵を描いていますが、中には、動物の動きまで感じられる作品も描いています。
この章では、鳥、動物、動物(猫)、動物(干支)、魚介、虫・爬虫類・両生類と多様な、生けるがごときアニマルが登場します。じっくり観察し、描かれた中でも、どこかユーモアや愛嬌のある姿になる眼の描写は北斎ならでは、とも言えます。
2章 かわいらしいアニマル
本章では北斎や門人が描いた、特にかわいらしい動物の絵を集めました。なかには憎らしいけれども、よく見るとかわいいアニマルもひそんでいます。
定規とコンパスで描いた猿、門人による精到な犬など、愛嬌のある動物の姿をご覧いただけます。ほのぼのとした北斎のアニマルたちに、癒されてみてください。
3章 絵ならではのアニマル
北斎が描く動物は、実際の動物の姿だけではありません。おもちゃとなった動物や、服の柄などにデザインとして動物が描かれたりもしています。
また、当時の小説には、動物の化け物たちも登場しますし、定番化された昔話などのなかで描かれる動物もいます。
他にも、北斎が生きた当時には、河童やかまいたちなどが実在すると信じられていたため、他の動物と変わりなく描かれているものもあります。
ここでは、動物園ではみることができない、絵画ならではのアニマルたちをご堪能ください。デザイン化されたアニマル、物語・伝説のなかのアニマル、こわいアニマル、未確認アニマルが皆様をお迎えします。
開催概要
○展覧会名:「北斎アニマルズ」
○会期:2019年2月5日(火)~4月7日(日)
◎前期:2月5日(火)~3月3日(日)
◎後期:3月5日(火)~4月7日(日)
※前後期で一部展示替えを実施
※休館日:毎週月曜日
2月11日(月・祝)開館、2月12日(火)休館
○主催:墨田区・すみだ北斎美術館
○お問い合わせ:すみだ北斎美術館
○観覧料:
一般1,000円<800円>
高校生・大学生 700円<560円>
中学生300円<240円>
65歳以上700円<560円>
障がい者300円<240円>
※< >は団体料金
編集・構成 MOC(モック)編集部
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