人生100年時代を楽しむ、大人の生き方 Magazine

次世代アーティストの作品の鮮烈な感性!「ポーラ ミュージアム アネックス展 2021 -自動と構成-」 3 月 18 日(木)から

花屋

 

ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)では、 「ポーラ ミュージアム アネックス展 2021 -自動と構成-」を2021年3月18日(木)から4月18日(日)まで開催。

 

本展では過去に公益財団法人ポーラ美術振興財団での若手芸術家の在外研修に対する助成に採択されたアーティストの作品を展示。

ポーラ ミュージアム アネックスでの作品発表を今後の活動に活かしていただきたいという趣旨により開催するもの。

今回も昨年に引き続きポーラ美術館館長 木島俊介による監修のもと、 前期・後期に分けて合計8名の作家をご紹介。

後期となる今回は「自動と構成」をテーマに上田暁子、 倉和範、 花房(鈴木)紗也香、 山本しほりの作品を展示する。

なお、 この4名は3月18日(木)から21日(日)に国際フォーラムで開催される『アートフェア東京2021』にも出品予定だ。

公益財団法人ポーラ美術振興財団による若手芸術家の在外研修に対する助成事業は、 35歳以下のアーティストを対象に海外での研修を援助し、 更に活発な創作活動を奨励しようとするもので、 毎年実施されている。

 

 

∥ 作家プロフィール ∥

上田 暁子

UEDA Akiko

上田 暁子「太陽サーカスの(終焉と未だ)陽気な切れ端達に」2020 120 x 190 cm キャンバス/油彩

 

1983年 京都府生まれ

2006年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒

2018年 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員 (ベルギー)

2020年 ブリュッセル王立芸術大学絵画コース修士課程終了

ベルギー、 ブリュッセル在住

【主な展覧会・受賞】

2009年 「第6回はるひ絵画トリエンナーレ」清須市はるひ美術館(愛知) 大賞

「シェル美術賞2009」代官山ヒルサイドフォーラム (東京) 家村珠代審査委員賞

個展「世界は大きな花束でもある」清須市はるひ美術館(愛知)

2011年  「VOCA展2011」上野の森美術館(東京) 大原美術館賞

2012年 個展・滞在制作「ARKO2012 / 上田暁子」倉敷・大原美術館(岡山)

2013年 滞在制作 Cité Internationale des Art (パリ, フランス)  2013年度武蔵野美術大学パリ賞

2014年 個展「森はまだ種の中」小諸高原美術館 (長野)

2015年 滞在制作 喜多方・夢・アートプロジェクト (福島)

滞在制作 Centrum Umeni Kvilda (クヴィルダ, チェコ)

個展「絵画が画家の寝顔を見る時」第一生命南ギャラリー (東京)

2017年 「クロージング展 ネオヴィジョン新たな広がり」信濃美術館 (長野)

2018年 個展「風穴」Yuka Tsuruno Gallery(東京)

2019年 「Night Walk, Day Sleep」Gallery Medium (ブラチスラヴァ,  スロヴァキア)

2021年 個展「DÉJÀ-MAIS-VU」 CENTRALE.lab (ブリュッセル, ベルギー)

URL

 

 

倉和範
KURA Kazunori

倉和範 「Vertical Evolution」 2020年 160×80×30cm 木材(シナ)、 黒綿布、 スチール、 MDFボード

 

1986 年 東京生まれ

2004–2008 年 多摩美術大学グラフィックデザイン学科 学士過程

2015–2019 年 ミュンヘン美術アカデミー ディプロム過程

2018 年 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員(ドイツ)

2019–2020 年 ハンブルク美術大学 修士過程

【主な展覧会】

2014 年 個展「2nd」 Gallery W(東京)

2016 年 「Polyphon」Katholische Akademie in Bayern(ミュンヘン、 ドイツ)

2017 年 「Annual Exhibition 2017」Academy of Fine Arts Munich(ミュンヘン、 ドイツ)

2018 年 個展「Skelette der Stimmen」Micheko Galerie(ミュンヘン、 ドイツ)

「das kleine format」Köglturm(アイヒャッハ、 ドイツ)

「The Inverse Narrative」Städtische Galerie Eichenmüllerhaus(レムゴー、 ドイツ)

2019 年 「Arte Laguna Prize 2018.19」The Arsenal of Venice(ヴェネチア、 イタリア)

「AKVO」Space Nouvelle(インスブルック、 オーストリア)

「Generation ’19」Studio Jorinde Voigt(ベルリン、 ドイツ)

2020 年 「Annual Exhibition 202」University of Fine Arts Hamburg(ハンブルク、 ドイツ)

「Look Closer」Micheko Galerie(ミュンヘン、 ドイツ)

URL

 

 

花房(鈴木)紗也香

HANAFUSA(SUZUKI) Sayaka

花房紗也香「Fleur」 2019年 300×300mm 油彩、 アクリル、 ペン、 キャンバス

 

1988 年 ロンドン生まれ

2012 年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業

2014 年 多摩美術大学大学院絵画科油画専攻修了

トーキョーワンダーサイト平成 26 年度二国間交流事業プログラムとしてスイス、 バーゼルに派遣(3ヶ月)

2018 年 岡山県奈義町に移住 名前を「鈴木」から「花房」へ改名する

2019 年 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員(フランス)

 

【主な展覧会】

2013 年 「VOCA 展」上野の森美術館(東京)

2015 年 「多摩美クオリティ」多摩美術大学ギャラリー(東京) 個展「ARKO」大原美術館(岡山)

2016 年 「美作三湯芸術温度」ポピースプリングス(岡山)

個展「額縁の中を愛おしく」黄金町エリア Site-A ギャラリー(神奈川) 個展「SHINE」第一生命南ギャラリー(東京)

2017 年 「Open studio 」BankArt studio(神奈川)

2018 年 「VOVA 展 25 周年企画 ALL VOCA 賞」第一生命本社ビル(東京) 個展「呼応する記憶」同時代ギャラリー(京都)

個展「Collecting time」Usine Kugler(ジュネーブ、 スイス) 2020 年 「 RE 」 Gallery FIXA( 岡 山 )

URL

 

 

山本しほり

YAMAMOTO Shihori

山本しほり 「Bloom (03112019, You Are My Only Hope) 」 2019年 76cm×56cm 紙にインク

 

1988 年 神奈川県生まれ

2011 年 武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業

2011 年 第21期伊藤国際教育交流財団日本人奨学金受給

2013 年 プラット・インスティテュート大学院

ファインアート学科前衛芸術専攻修士課程修了

2018 年 平成29年度吉野石膏美術振興財団在外研修員としてアメリカで研修

2019 年 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員(アメリカ)

 

【主な展覧会】

2015 年 「アカカビ」/チャシャマ財団 461 ギャラリー(ニューヨーク、 アメリカ)

2016 年 「Borderless: In Perspective」ライト・ハウス・ギャラリー(ベルリン、 ドイツ) ガバナーズ・アート・アイランド・アートフェア(ニューヨーク、 アメリカ)

2017 年 「Shibuya Art Award」東京メトロ渋谷駅(東京)

「Palette Unlimited」ブルックリン・ウォーターフロント・アーティスト・コーリーション(ニューヨーク、 アメリカ)

「Fight or Flight」ザ・ペインティング・センター(ニューヨーク、 アメリカ)

「She Inspires」アンタイトルド・スペース(ニューヨーク、 アメリカ)

2018 年 「 Sixteen Memos for the Next Millennium 」

ニューヨーク・アート・レジデンシー&スタジオ・ファンデーション(ニューヨーク、 アメリカ)

「Shibuya Art Award」BUNKAMURA ギャラリー(東京)

2019 年 「In Distinction From The Material World」クチフリート・ギャラリー(ニューヨーク、 アメリカ)

2020 年 「NYFA Benefit」ニューヨーク美術財団(ニューヨーク、 アメリカ)

URL

 

 

∥ 展覧会概要 ∥

展覧会名:ポーラ ミュージアム アネックス展2021 – 自動と構成 –

会期:2021年3月18日(木) – 4月18日(日)【31日間】 *休館日:4月12日(月)

会  場:ポーラ ミュージアム アネックス(〒104-0061 中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)

主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団

開館時間:11:00 – 19:00  入場無料

※状況により変更になる場合がございます。 最新状況はギャラリーHPやSNSでお知らせいたします。

 

∥ 監修者プロフィール ∥

木島 俊介:ポーラ美術館館長。

1939年鳥取県生まれ。 慶応義塾大学文学部卒業、 美学・美術史専攻。 フィレンツェ大学、 ニューヨーク大学大学院、 同美術史研究所に学ぶ。

群馬県立近代美術館館長および群馬県立館林美術館館長、 共立女子大学教授等を務め、 現在、 同大学名誉教授、 東急文化村ザ・ミュージアム プロデューサー。

主要著書は、 『美しき時祷書の世界』(中央公論社)、 『アメリカ現代美術の25人』(集英社)、 『女たちが変えたピカソ』(中公文庫)、 『名画が愛した女たち 画家とモデルの物語』(集英社)、 『クリムトとウィーン』(六耀社)、 翻訳書に『ヨーロッパの装飾芸術 全3巻』(中央公論新社)など。

 

∥公益財団法人ポーラ美術振興財団の活動概要∥

公益財団法人ポーラ美術振興財団では、 美術分野などの若手芸術家及び美術の専門職員に対する助成活動を行っています。

日本の芸術分野の専門性を高めるため研究活動テーマを広く一般から募集し、 有識者で構成される選考委員会によって採択されています。

【参考資料:令和2年度助成採択内容】

(1)若手芸術家の在外研修に対する助成  17件 4,622万円

(2)美術館職員の調査研究に対する助成 12件 2,164万円

(3)美術に関する国際交流の助成 12件 1,990万円

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を生きる、
大人のためのマガジンMOC(モック)
Moment Of Choice-MOC.STYLE

 

PROFILE

MOC 編集部

大人の生き方Magazine MOC(モック)編集部
芸術・イベント・自治体のニュースから厳選した情報のみをお届けします。

夢か現か?日常に見つけた、自分だけの理想郷を映し出した写真展が開催。「1_WA…

ガーディアン・ガーデン(東京・銀座)では、 2021年3月2日(火)~3月27日(土)に第22回写真「1_WALL」グ…

蘇る日本の風景。村の日常から、かつてあった日本の生活を見つめる企画展。北井一夫…

本展は、 第1回木村伊兵衛写真賞受賞作である写真家・北井一夫の時代を超えた名作〈村へ〉と、 その続編〈そして村へ〉の一…

こわくて、たのしいスイスの絵本展。神戸ファッション美術館にて1月30日(土)か…

想像力をくすぐる、どこか懐かしくて不思議なスイスの絵本の世界へようこそ!多くの優れた絵本作家を輩出してきたスイスから、…

GO TO オペラ!1月23日よりプッチーニ作「トスカ」を上演!GO TOイ…

新国立劇場では2021年1月23日よりプッチーニのオペラ『トスカ』を上演する。 本公演は<Go Toイベントキャンペー…

古典を学び、新たな時代の先駆者となた北大路魯山人、岡部嶺男、荒川豊蔵。作品から…

ポーラ美術館では、現在「近代陶芸 陶芸家たちの古典復興」を開催している(2021年9月まで)。北大路魯山人、 加藤土師…

アメリカを代表する写真家アレック・ソスの原点と写真世界を見つめる企画展が開催。

「 原点から未来へ ~アレック・ソスが見つめる世界~」日本写真芸術専門学校では 2021年1月24日(日)に現代アメリ…