写真家・長濱治氏がブルーズの聖地・アメリカ南部で撮影し、ピーター・バラカン氏にテキストを書き下ろしたビジュアル&サウンドブック「Cotton Fields」を2020年2月22日に発売。
発売を記念し、写真展とスペシャルライブが開催!!
1960年代後半から雑誌や広告写真で活躍していた写真家・長濱治氏は、50歳を目前にして、「今、自分 もう撮れなくなる」、という思いに駆られて、ブルーズマンの素顔を撮影するため、ブルーズの聖地・アメリカ南部の「cotton fields(綿花地帯)」に、プライベートな旅に出た。
1年目は、誰一人ブルーズマンに出逢えず、結局4年間に10回、アメリカのディープサウス・エリアに通い、70人余のブルーズマンと出会い、42,000カットのフィルムが残った。
今回の出版は、「アナログレコードのように味わいのあるフィルム写真を見直そう!」と、編集者とデザイナーの有志が結成した「Dear Film Project」のメンバーによるプロジェクト。
長濱氏のブルーズマンの写真に惚れ込み、アメリカのルーツ・ミュージックに造詣の深いピーター・バラカン氏にテキストを書き下ろしを依頼。
アナログレコードのように、ヴィンテージジーンズのように、深い味わいのある1冊に仕上がり、夢が実現。
ピーター・バラカン氏は、ロンドンの高校在学中からブルーズに惚れ込み、アメリカのルーツ・ミュージックに深い造詣を持つ。
著書には「魂(ソウル)のゆくえ」などがある。
また、今回はバラカン氏の発案により、文章に登場するミュージシャンたちによる67曲を、巻末のSpotifyのバーコードをかざすことで聴くことができる。
伝説のブルーズマン、ロバート・ジョンソンから、マディ・ウォーターズ、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリクス、さらに現代のスライド・ギターの名人デレク・トラックスまで網羅したプレイリストは、まさに、源流から現在までのブルーズのアーカイヴとなっている。
本書は、編集に関しても、長濱氏のフィルム写真の魅力をより伝えるために、一工夫を凝らした。
長濱氏のフィルムの味をより際立たせるために、タカハシアキラ氏がフィルムトランスレーションを行い、プリンティング・ディレクターとして、モノクロ写真印刷の名手、野口啓一氏(凸版印刷)に、印刷を依頼。
アート・ディレクターは白谷敏夫氏、クリエイティブ・ディレクターに粕谷誠一郎氏、エディトリアル・ディレクターに尾崎靖氏という、斯界のプロフェッショナルを揃えて制作。
【プロフィール】
長濱治
1941年名古屋市生まれ。
多摩美術大学彫刻科 卒業。
写真家・立木義浩氏のアシスタントを経て、1966年よりフリーランスの写真家として活動。
1960年代末から、主に海外のロックフェスティバルやカウンター・カルチャー周辺を撮影。
他にファッション、広告、ポートレイトなどの分野でも活躍。
ピーター・バラカン
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科 卒業。
1974年、音楽出版社で著作権関係の仕事に就くため来日。
1980年より執筆活動、ラジオ番組へ出演。現在は、フリーランスのブロードキャスターとして活躍中。
2014年から毎年、音楽フェスティヴァル「Live Magic」を監修。
【出版記念イベント】
出版記念イベント&長濱治氏とピーター・バラカン氏のサイン会
日時:2020年2月21日(金)19:00~
会場:表参道「BOOKMARC」
長濱治写真展:「Cotton fields」
日時:2020年2月22(土)~3月1日(日)
会場:BOOKMARC ギャラリー
長濱治氏とピーター・バラカン氏による 対談とサイン会&スペシャルライブ
日時 :2020年3月6日(金)19:30~
会場 :代官山蔦屋書店3号館2Fの音楽フロア
入場料:1,500円(ワイルドターキー付)
書籍購入の方は書籍代+500円(ワイルドターキー付)
演奏 :長濱治氏(Sax)×伝説のブルーズギタリスト 濱口祐自氏
協賛 :ワイルドターキー
【NEIGHBORHOOD × Cotton Fields コラボ限定Tシャツ】
スペシャルコラボTシャツ(8,000円)を数量限定で発売。
BOOKMARC(3/1まで)、代官山蔦屋書店、銀座蔦屋書店、warp Store.jp(3/3から)
【本書の仕様について】
書名 :Cotton fields(コットン・フィールズ)
発売日:2020年2月22日(土)
定価 :4,500円(税込4,950円)
判型 :B4版変形 2色刷り 80P
発行 :トランスワールドジャパン株式会社
編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を楽しむ、
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