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作家 小野正嗣 x 国境なき医師団 コロナ禍における人道危機今問われる医療とは?

 

国境なき医師団(MSF)日本は、 芥川賞作家で早稲田大学教授の小野正嗣氏を迎え、 MSF日本会長で外科医の久留宮隆とともにオンライン・トークイベントを下記の要領で開催する。

 

コロナ禍の世界においては、 難民や移民など従来から厳しい暮らしを強いられてきた人びとが、 さらに弱い立場に置かれている。

本イベントでは、 紛争地などで医療援助活動に従事してきた久留宮医師と、 文学を含むアートについて広く語ってこられた小野氏がそれぞれの立場から、 難民・移民の現状を中心に、 こうした人びとに寄り添う互いのアプローチや役割について意見を交換します。

先進国を含む世界を揺るがした未曽有のパンデミック。

このような時にこそ、 あらためて世界に目を向け、 様々な立場から自分たちに何が出来るのか、 参加者とともに考える機会となることを目指し、 広く参加を呼びかける。

 

 

【イベント概要】

日 時: 2020年7月11日(土)14:00~15:30

会 場: YouTube Liveにてオンライン開催

参加費: 無料(通信にかかる費用は参加者負担)

定 員: なし

申込はこちら

申込締切: 2020年7月10日(金)18:00

主 催: 特定非営利活動法人 国境なき医師団日本

お問い合わせ

 

 

【登壇者略歴】

小野   正嗣(おの まさつぐ)

(C) 講談社

1970年、 大分県生まれ。 作家。

早稲田大学文学学術院教授。 2018年よりNHK「日曜美術館」のキャスターを務める。

著書に、 『にぎやかな湾に背負われた船』(第15回三島由紀夫賞)、 『九年前の祈り』(第152回芥川賞)、 『踏み跡にたたずんで』など。 訳書に、 マリー・ンディアイ『三人の逞しい女』、 アキール・シャルマ『ファミリー・ライフ』(新潮社)、 アミン・マアルーフ『アイデンティティが人を殺す』『世界の混乱』など。 東京在住の難民の方を取材した「東京スカイツリーの麓で――あるコンゴ人難民の受難の物語」(『新潮』2016年11月号)がある。
久留宮   隆(くるみや たかし)

(C) MSF

1959年、 愛知県生まれ。 外科医。

MSF日本会長。 三重大学医学部を卒業後、 同部第一外科入局。

その後は三重県の地域中核病院での外科に勤務し、 済生会松阪総合病院手術室部長、 あいち肝胆膵消化器クリニック診療部長、 地方独立行政法人桑名東医療センター手術室部長、 三重北医療センターいなべ総合病院救急総合診療部長を歴任。

現在、 三重県津市の永井病院の救急を担当。 2004年よりMSFに参加。

以降、 アフリカ、 中東、 アジアなど15回の活動に参加。 MSF日本理事、 同副会長を経て2020 年3月より現職。

著書に『国境なき医師が行く』(岩波ジュニア新書)。

*登壇者への取材ご希望の方は広報担当までご連絡ください

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
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