人生100年時代を楽しむ、大人の生き方 Magazine

地球環境をテーマにした、ダグ・エイケンによるエキシビション《New Ocean: thaw》。エスパス ルイ・ヴィトン 東京にて開催中!

 

 

このたびエスパス ルイ・ヴィトン東京は、 アメリカ人アーティスト、 ダグ・エイケンによる没入型インスタレーション《New Ocean: thaw》を紹介する展覧会を2021年2月7日まで開催中。

 

本展は、 これまで未公開のフォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵作品を東京、 ミュンヘン、 ヴェネツィア、 北京、 ソウルのエスパス ルイ・ヴィトンで展示する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環であり、 国際的なプロジェクトを通じて、 より多くの人々に所蔵作品に触れる機会を提供することを目指している。

ダグ・エイケンの作品は、 写真、 彫刻、 建築的介入から、 映画、 サウンド、 シングルおよびマルチチャンネル・ビデオ作品、 インスタレーションまで多岐にわたる。

逆説的に抽象的なエイケンの芸術は、 人物像と風景を中心に据え、 単純な視覚的知覚の境界を超えた、 ほぼ身体的ともいえる感覚特性を帯びている。

没入型プロジェクション《New Ocean: thaw》は、 アラスカの詩情溢れる広大さへの新たな視点を提示し、 19世紀のパノラマで表現されたような自然の広大さに対するロマンティックな感情に迫るが、 作品を取巻いているのは、 気候変動、 大災害、 氷河融解といった現代の状況。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵作品を紹介する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として展示されるこの壮大な作品は、 今回エスパス ルイ・ヴィトン東京のためにアーティストによって再構成された。

 

フォンダシオン ルイ・ヴィトンについて

フォンダシオン ルイ・ヴィトンは現代アートとアーティスト、 そして現代アーティストのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関。

2014年10月の開館以来、 600万人を超える来館者をフランス、 そして世界各地から迎えてきた。

また、 フォンダシオンは、 東京、 北京、 ミュンヘン、 ヴェネツィア、 ソウルに設けられたエスパス ルイ・ヴィトンにて開催される所蔵コレクションの展示を目的とした「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムのアーティスティック・ディレクションを担っている。

これらのスペースで開催される展覧会は無料で公開され、 関連するさまざまな文化的コミュニケーションを通じてその活動をご紹介している。

(c)Louis Vuitton/Daici Ano

 

 

会期:2020年11月13 日(金) – 2021年2月7日(日)

開館時間: 12:00 – 20:00

休館日はルイ・ヴィトン 表参道店に準じます。 入場無料・予約不要

会場内の混雑防止のため、 入場をお待ちいただく場合がございます。

* 休館日はルイ・ヴィトン 表参道店に準じます。

エスパス ルイ・ヴィトン東京 / Espace Louis Vuitton Tokyo

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ ヴィトン表参道ビル 7F

東京メトロ 銀座線・半蔵門線 ・千代田線 表参道駅 A1 出口から徒歩3 分

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を楽しむ、
大人の生き方マガジンMOC(モック)
Moment Of Choice-MOC.STYLE

 

PROFILE

MOC 編集部

大人の生き方Magazine MOC(モック)編集部
芸術・イベント・自治体のニュースから厳選した情報のみをお届けします。

枡野浩一のモヤモヤすっきり短歌 【第5回】

「つまらないものですが」という手紙が添えられた、本当に意図不明のプレゼント(小さなスノコ他)をもらってモヤモヤすること…

「命があれば、何でもできる。古典はいつも、人生を輝かせてくれる」山口仲美氏イン…

人生を古典とともに歩んできた山口仲美先生は、古典の持つ生命力に元気づけられたことがあるそうです。ご自身のがんとの闘病、…

枡野浩一のモヤモヤすっきり短歌 【第4回】

作詞の仕事を少しだけしたことがある歌人の枡野浩一さん。通信カラオケに入っている歌詞提供作品が一曲だけあり、年に五円くら…

枡野浩一のモヤモヤすっきり短歌 【第3回】

今年の岸田戯曲賞にノミネートされた糸井幸之介さんの演劇公演に、二度出演したことがあるという歌人の枡野浩一さんは、大の運…

枡野浩一のモヤモヤすっきり短歌 【第2回】

ツイッターを愛用し、エゴサーチが日課だという歌人の枡野浩一さんは、お笑い芸人バカリズムこと「升野さん」のことを、「枡野…

西寺郷太の「ポップ・ステーション」 駅:其の二(後編) ジョージ・マイケル

前回に引き続き、連載第4回目の今回も、西寺駅長にジョージ・マイケルの『FAITH』について語っていただきます。80年代…