久能山東照宮御社殿(国宝)の外観を計測撮影。
久能山東照宮創建400年を超える歴史の中で、初めての試み。
御社殿は漆塗特有の艶やかな姿を誇る荘厳な権現造りの建造物。
繊細で複雑な構造物を3Dレーザースキャナーで撮影するのは初めての試みであったが、 全体像、 形状、 寸法など構造的な要素を忠実に記録することができた。
撮影の目的は、 美しい東照宮御社殿のありのままの姿(外観)をデータで残しておくこと。
データとは、 3Dレーザースキャナーで収集した点群データ。
点群データは現状を忠実に記録する優れた手段で、 現在目の前にある対象物を寸分の狂い無くデータ保存できる。
保存したデータの利用方法は様々で、 例えばメンテナンスや修復時に、 本来あるべき姿を再生・確認することができる。
また、 定期計測をすることによって対象物の変化点を抽出するというようなことも可能。
編集・構成 MOC(モック)編集部
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