日本人シェフがチャンピオンの座に!!
パスタ界のワールドカップ「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」に、日本代表として二度目の挑戦をした、弓削啓太氏。
2日間にわたる激戦を勝ち抜いた、若干33歳の若き王者は、横浜にある「SALONE 2007」の料理長だ。
今回の快挙をものにした弓削氏のパスタとは??
大会のテーマは「The Art of Pasta」。
イタリアンパスタ料理のワールドカップともいえる料理競技会。
世界各地の14の若手シェフが出場し、トップレベルの審査員、フ―ディーズ、業界のプロフェッショナルなど250人以上にも上る国際的なゲストの前で、技、味、プレゼンテーションの腕を競い合った。
弓削氏は、「酒、山椒、ゆず」など日本のエッセンスやアロマを使用した「Penne Gorgonzola Profumo Giapponese(ペンネ・ゴルゴンゾーラ・プロフーモ・ジャッポネーゼ)」を披露。
日本の食文化のエッセンスを取り入れたレシピと、この日のために準備した佐賀 有田焼 李荘窯でパスタを提供!
見事に世界チャンピオンに輝いた。
そのパスタがこちら!!
授賞式で弓削氏は、「新”The Barilla Master of Pasta”に選ばれたことをとても誇りに思います。この数年で培った自分の全ての知識と技術を次の世代に継承していきたい」と語った。
日本人シェフが世界チャンピオンの座につくのは、2012年開催した第1回同大会の山田 剛嗣(やまだ よしつぐ)氏に次いで二人目となる。
【弓削啓太 氏 経歴】
1985年11月3日生まれ、佐賀県鳥栖市出身。
神奈川県横浜市SALONE 2007(サローネ ドゥエミッレセッテ)料理長。
「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ 2019」世界チャンピオン。
2017年同大会ファイナリスト。
高校までは野球一筋で甲子園出場経験を持つ。高校卒業後、語学留学で訪れたバンクーバーで料理学校へ入学。
帰国後、「Chez Inno(シェ・イノ)」で修行を積む。
さらに腕を磨くため、パリへ渡り「Restaurant GUY SAVOY(ギ・サヴォア)」で研鑽を積む。
帰国後はイタリアン・サローネグループの「QUINTOCANTO(クイントカント)」で料理長を務めたのち、2018年1月より「SALONE 2007」の料理長に就任。
【パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019大会概要】
開催日時:2019年10月10日(木)~11日(金)
会場:PAVILLON CAMBON(フランス・パリ)
参加国:アメリカ、ブラジル、カナダ、オーストラリア、オーストリア、日本、スウェーデン、ノルウェー、ドイツ、フランス、スイス、ギリシャ、イタリア、アラブ首長国連邦の計14ヵ国
参加資格:満34歳以下・イタリアンレストランでの調理経験がある方
審査員:Simone Zanoni、Amandine Chaignot、Davide Oldani、Paola Navone、Ashley Alexander
以下のホームぺージから参加者のリストやプロフィールなど、詳しい情報を英語でご確認いただけます。
編集・構成 MOC(モック)編集部
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