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アート作品としての、「2025年大阪・関西万博誘致計画案」。コモングラウンドで物理と情報が交差する!!

 

 

現在開催中の、近未来の都市、 環境問題からライフスタイル、 そして社会や人間のあり方を来館者と一緒に考える展覧会「未来と芸術展」。

その中でも、ボロノイの概念を活用した本作品のインスタレーション「2025年大阪・関西万博誘致計画案」に注目!

未来都市体験を疑似的かつ感覚的に表現した、アート作品となっている。

 

 

 

 

 

2018年11月、 日本が大阪・夢洲での2025年万国博覧会開催権を勝ち取った。

「非中心」、 「離散」といったキーワードを核に、 来るべき新しい社会のしくみを体現する独特なパターンを持つ配置が特徴だ。

自然界にもよく見られる「ボロノイ図」をベースにしており、 多様な個や集団の間で常に変化する、 現代ならではの関係性を表現。

 

 

 

 

同時に自律モビリティやAR/MRなどの新しい都市的要素の運用にも適合した、 次世代の都市構造を体現する明快なモデルともなっている。

本展示で発表を行うのは、 誘致段階の会場計画の大型模型、 模型と壁面へのプロジェクションマッピングによる映像展示、 透明スクリーンを使用した最新のオープン型AR体験となっている。

 

 

 

 

PARTYが得意とするデジタル世界の表現と、 noizが得意とする物理世界の構築の組み合わせにより、 私たちが存在する「物理世界」と情報が行き交う「情報世界」、 これらの狭間にある人もデジタルエージェントも認識可能な「コモングラウンド」という3つの世界の存在の知覚する。

インタラクティブで多様な未来都市体験を疑似的かつ感覚的に表現した作品だ。

 

 

 

「未来と芸術展:AI、 ロボット、 都市、 生命――人は明日どう生きるのか」概要

「未来と芸術展」は、 AI、 バイオ技術、 ロボット工学、 ARなど最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、 デザイン、 建築を通して、 近未来の都市、 環境問題からライフスタイル、 そして社会や人間のあり方を来館者と一緒に考える展覧会。

会期:2019年11月19日(火)~2020年3月29日(日)

場所:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53F)

料金:一般1,800円、 学生1,200円、 子供600円、 シニア1,500円

主催:森美術館、 NHK

公式Webサイト

 

 

 

 

noiz
2007年に豊田啓介と蔡佳萱のパートナーシップとして東京で設立。

2009年より台北事務所を併設。 2016年より酒井康介をパートナーに加える。

コンピューテーショナルな手法を積極的に駆使し、 建築デザインやインテリア、 インスタレーション等幅広いジャンルで国際的に活動。

最新デジタル技術のデザインやファブリケーション、 システム実装等に関しても、 教育やリサーチ、 コンサルティング活動を積極的に展開している。

noiz HP

 

PARTY
アイデア・デザイン・テック・ビジネスを越境し、 未来の体験を社会実装するクリエイティブ集団。

AIと人間が共創したアート作品「GANGU」の日本科学未来館常設展示、 成田空港第3ターミナルの空間デザイン、 雑誌WIRED日本版のクリエイティブディレクション、 YouTubeオリジナル番組「のんたれ」の企画制作、 パンテーン「#この髪どうしでダメですか」の広告キャンペーン企画など、 最新テクノロジーとストーリーテリングを融合した数多くの実績がある。

アートと個人の関係を、 テクノロジーで変革する「The Chain Museum」など新規事業開発も行なっている。

PARTY HP

 

 

 

 

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を楽しむ、
大人の生き方マガジンMOC(モック)
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