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目覚めよ日本人!原点回帰で狂った時代に立ち向かおう!成田アキラの裸の日本人論【第一回】

 

1980年台後半から連載が始まった「テレクラの秘密」により、テレクラ文化を牽引。

人妻とのリアルな体験を綴った「奥の色道」など、性と時代に裸で体当たりした成田アキラ氏が、コラムを連載。

全ての日本人に向け、剥き出しの本音で問う、裸の日本人論!

 

 

不気味なアメリカ大統領選挙

今、アメリカ大統領選に関して、様々なニュースが錯綜している。

なぜアメリカでこんな問題が起こっているか?

ワシは、今回の選挙に不正があると思っている。

ネットを中心にした様々な情報をワシなりに分析すると、今回の大統領選挙は不正としか思えない。

トランプ自身も不正があった証拠を次々に出しているでしょ?

美人のケイリー・マケナニーもハッキリと言っているしね。

ワシは漫画家だから、一般の人達とは全く違う角度から言うけど、バイデンの顔から不気味さを感じるね。

蝋人形みたいな顔してる。

口角の上げ方を見ると、人間っぽくないからね。

まるで、誰かに操られているのロボットみたいだ。

それに、話題の息子ハンター・バイデンも凄い!

拡散されている動画なんか見ると、もぉしっちゃかめっちゃか。

俺なんかより変態だよ(笑)

変態はいいんだけど、動画には中国とのいろいろなやり取りが入っている。

中国の会社から金を何万ドルともらっているとかね。

中国と裏交渉をしている証拠と見て間違いないのじゃないかな。

あの動画を見たときに、アメリカも中国にしてやられているんだと一発でわかった。

日本が中国にやられているなとわかるけど、まさかアメリカのような巨大国家が中国にしてやられているとはね。

かなりの衝撃だったね。

もうアメリカは、完璧に中国にやられている。

 

今、言論空間が危ない!

では、「中国とは何か?」って話になるけど、世間では中国のことを表面的にしか伝えないよね。

ここでハッキリ伝えたいのは、中国を作ったのがディープステイトだということ。

ディープステイトが中国を操り、世界を牛耳っている。

今回のアメリカ大統領選挙は、ディープステイトがバイデンをアメリカ大統領に指名したと言うことなの。

だって、不思議だと思わない?

アメリカのTV、新聞、雑誌などの大手メディアは、バイデン一色だよ。

TwitterやFacebookといった、自由に発言をできる場所も、トランプの発言を規制している。

全部バイデン側だもん。

今、自由な言論空間がどんどん無くなってきて完璧におかしくなっている。

これは、第三次世界大戦が始まる予兆ではないかと考えることがあるんだ。

いや、地球そのものの色が変わるような戦争が始まる前兆ではないかとね。

今までの戦争は、いわば物質世界の戦争。

これからは、サイバー的なものに変化し、戦争そのものの概念が変わってしまう。

だから、第三次世界大戦という言い方じゃなくて、別のネーミングつけなくちゃいけないんだ。

実際オバマ前大統領も邪魔な相手を3千人も指名して暗殺したんだってね。

びっくりしたよね、「あのオバマが?」って。

大統領執務室には、オバマが暗殺する予定のリストが並んでいたんだってね。

オバマが指示を出したら、命令を受けた人間がGoとボタンを押すだけ。

情報基地内でコーヒーを飲みながら、ボタンひとつでドローンを飛ばす。

ドローンはあくまで監視のため。

ターゲットの居場所がわかったら、別の兵器を飛ばして暗殺するらしい。

今までの戦争は、軍艦を撃沈させる、飛行機やミサイルで敵の軍隊を攻撃していた。

今は戦争をしている首謀者を殺せばいいわけ。

敵対しそうな首謀者さえ全部データをリストアップして、戦争がないときから身辺を探っておけば、いつでもやっつけられる。

いよいよ戦争になればGO!

戦争における大量殺人はなくなるけど、気味が悪いね。

 

押し寄せる中国化の波

身近な話で行けば、ストリートビューなんて網の目のように張り巡らされているから、都内であれば、かなり正確に場所を特定される。

ワシの住所をぽんと入れたら画像が出てきて、住人であるワシの名前もわかっちゃう。

監視社会?

実際に中国なんて完全に監視社会になっているね。

犯罪を防ぐという大義名分で監視カメラが設置され、あらゆる人民を監視するための仕組みが完成した。

中国化の波は、確実に世界に影響を及ぼしてる。

もしトランプがいなかったら、アメリカは知らないうちに中国化してしまう。

その兆候がファーウェイ。

ファーウェイがしていたとされるネットワークの監視。

放って置いたら、サイバー空間における個人情報が中国に牛耳られてしまうと言われているね。

トランプが出てきて、国民がそういうことを知るようになった。

トランプがいなかったら何の変哲もない普通の生活をしながら、裏では中国が民衆を支配する世界になっていたと思う。

グローバル資本家の奴隷としてね。

みんなが憧れるGAFA。

彼らは国に属さないし、税金も払っていないでしょう。タックスヘイブンをうまく活用してね。

あの連中には国家観というのが全くない。

極端なことを言えば、アメリカがどうなっても関係ない。

こういう企業が中国と手を握っている。

だから、今回のアメリカ大統領選挙は、アメリカを守りたいトランプと、グローバル資本家の対立という構図だと思う。

このグローバルの波が、日本の伝統や文化を破壊してきたとき、どうするか?

 

日本に必要なのは原点回帰

日本は幸いにして、天皇がおられる。

皇国日本。

日本人は、戦後長らくGHQのウォーギルトインフォメーションによって、すっかり洗脳されているから、『皇国日本』という言葉に、右翼や暗いイメージを持つ人もいるかもしれないね。

でも、この暗いイメージを取り払って、素直に天皇がもともと日本を立ち上げたときの心に戻らないとね。

ワシは、日本人が原点回帰する時期に来ていると思う。

日本人が天皇と心を合わせるようになれば、いろんな問題が解決するのではないかな。

ただ、それを一般の人に知らしめるのが、ものすごく大変。

合理的に考えたら、天皇は人間なんです。

天皇は人間なのに、なぜ我々日本人が無条件に崇め奉っているのか?

それは、天皇が偉いということではないんだ。

天皇を奉ることを通して、自分や家族、友人を奉っている。

天皇が上にいらっしゃるのではなく、みんな一緒なの。

個々じゃなくて、国民全員が同じネットワークでつながりお互いを尊敬し合う。

大きな家族であると認識した方が、理解できるかもしれない。

天皇はお父さん。

この事実が理解できない人には難しい。

例えば、男系の天皇が続かなければいけないかを説明する。

「なんで男系なの?」って質問が返ってくる。

女系だと、分家がいっぱいできてしっちゃかめっちゃかになる。

そこで、みんなが知恵を絞って考えた結果が男系の天皇。

昔の人は経験的にも直感的にも国が乱れないための方法を知っていたんだ。

我々は先人達の知恵をきちんと理解し、現代に活かして行くことが大事だと思う。

それこそが、まさに原点回帰だよね。

さて、次回はグローバル企業であるGAFAについてワシなりの視点で語ってみようと思う。

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を生きる、
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Moment Of Choice-MOC.STYLE

 

PROFILE

成田 アキラ

漫画家。大学在学中に漫画を描き始め、手塚治虫のアシスタントなどを経て、26歳の時『漫画サンデー』からデビュー。SFナンセンス漫画、科学漫画を描き、またイラストレーターとしても活躍。1985年から新宿のテレホンクラブ“東京12チャンネル”を舞台にテレクラ漫画を描き始めたのが評判となり、『テレクラの秘密』として出版。他の作品に「超愛の人」、著書に『男と女の快楽大全』など。

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