名古屋の横山美術館では、 明治・大正期の輸出陶磁器を中心に展示する企画展「じだいをつなぐ 近代・現代陶磁の美」を開催中。
大正・昭和時代にかけて工芸と工業が分化し、 美術や陶芸作家という概念が生まれ、 近代的な組織や設備を背景にした陶磁器の生産も始まった。
窯業がそうした実用本位の大量生産に向かう一方で、 鑑賞を目的とする飾り皿やフィギュアリンなど、 職人技が存分に発揮された手づくりの優品も生み出されていた。
陶磁器メーカーが養成した画工のなかには、 西洋画の画壇でも活躍する者が現れます。 名古屋で活動し、 没後50年を迎えた市ノ木 慶治(しのき けいじ)はその代表的な存在。
本企画展では大正・昭和時代に焦点を当て、 ハンドペインティングによる彼の作品を含めた、 クラフトマンシップの息づくプレミアムな陶磁器の数々を紹介する。
【開催 概要】
展覧会名:「じだいをつなぐ 近代・現代陶磁の美」
開催日:2019年11月15日(金)~2020年3月1日(日)
開館時間:10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合開館、 翌平日休館)、 12月29日~1月4日(年末年始)
入館料:一般 1000円(800円)、 高・大学・シニア65歳以上 800円(600円)、 中学生600円(400円)小学生以下 無料
*( )内は20名以上の団体料金
【開催イベント】
絵付け体験
「聖夜を彩る クリスマスオーナメントをつくろう」
白磁製のオーナメントに、 ハンドペイントで上絵付けします。
日時:2019年12月8日(日) 13:30~15:00
場所:横山美術館
定員:20名(小学校低学年の方は要付添)
申込方法:11月15日(金)からお電話にて先着順
参加費:1000円(材料・焼成費込、 展示をご覧になるには別途要入館料)
絵付け実演と体験「油溶き技法で描く陶画」
白磁の地色を活かしつつ、 油絵のように重厚に仕上げる技法を用い、 ミニ陶画の制作にもチャレンジします。
日時:2020年2月24日(月・祝) 13:30~15:00
場所:横山美術館
定員:20名
申込方法:11月15日(金)からお電話にて先着順
参加費:2000円(材料・焼成費込、 展示をご覧になるには別途要入館料)
学芸員による展示解説
下記の日程で、 学芸員による作品解説を行います。 (いずれも13:30~)
11月16日(土)・12月7日(土)・12月21日(土)
1月18日(土)・2月1日(土)・2月15日(土)
場所:横山美術館 展示室
*事前申込不要、 要入館料
4階の企画展と1階~3階の常設展を合わせて、 1時間程度を予定しています。
編集・構成 MOC(モック)編集部
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