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青木野枝「霧と山」展 を7月26日より鹿児島県アートの森にて開催。鉄を素材にした「自然や生命の循環」を連想させる彫刻展。

 

 

鹿児島県霧島アートの森では、2019年7月26日(金)から2019年9月23日(月)の期間に、特別企画展『青木野枝「霧と山」展』を開催。

 

 

【開催の趣旨】

青木野枝は鉄を円や細片に溶断し、それらを場に合わせて溶接し作品に仕上げる彫刻家。

鉄をまるで重力から開放させたような軽やかで有機的に拡張させた作品は、自然や生命の循環を連想させ、鉄片に囲まれた空間を作品の一部のように感じさせる。

本展は鉄による新作を中心に構成され、霧島の自然を象徴する「霧」と「山」をテーマに展示空間すべてが連鎖した状態を作り、日常とは異なった世界を味わうものとなる。

民俗学や文化人類学に関心を持ち、実際に見て感じることを大切にしてきた青木が希求する「普遍の美」の世界を体感していただけるでしょう。

 

 

 

 

【作家について】

青木野枝(あおきのえ)

1958年東京生まれ。彫刻家。武蔵野美術大学大学院造形研究科(彫刻コース)修了。

第50回芸術選奨文部大臣新人賞(2000)、第55回毎日芸術賞(2014)、第40回中原悌二郎賞(2017)。

「ふりそそぐものたち」(2012 豊田市美術館,名古屋市美術館)、「ロジカルエモーション―日本現代美術展」(2014 スイス,ポーランド,ドイツ)、「越後妻有アートトリエンナーレ2012,2015,2018」(新潟県越後妻有)、「ふりそそぐものたち」(2019 長崎県美術館)ほか多数。

本館コレクション作家。

 

 

 

 

【展示概要】

約20点のオブジェによる4つのインスタレーション

・鉄と半透明の青いガラスを用いた高さ7mの彫刻を大空間に配置するインスタレーション

・鉄と石けんを用いた彫刻によるインスタレーション

・主に石膏を用いた量感のある彫刻を配置するインスタレーション など。

 

 

 

 

【開催概要】

会期   : 2019年7月26日(金)~9月23日(月・祝)

月曜日休園(祝日の場合は翌日休園、8月13日は開園)

開園時間 : 9:00~17:00

(入園は16:30まで、7月27日~8月31日の土日祝は19:00まで)

会場   : 鹿児島県霧島アートの森

(鹿児島県姶良郡湧水町木場6340番地220)

観覧料  : 一般:800(600)円/高大生:600(400)円/

小中生:400(300)円/※幼児以下無料

( )内は前売り又は20名以上の団体料金

 

 

 

 

【関連事業】

・オープニングセレモニー・アーティストトーク:7月26日(金)14:00~

・作家によるデモンストレーション      :7月27日(土)、

8月11日(日)14:00~

・作家による鉄のワークショップ(小学生対象) :8月10日(土)11:00~15:30

・学芸員によるギャラリートーク       :8月4日(日)・18日(日)、

9月8日(日)・15日(日)14:00~

・新刊本の発行・販売            :青木野枝

「くりかえすとき(仮)」左右社

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
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