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文字に込められたメッセージを受け止め、今を生きる企画展「ひと文字のキセキ展」が東京・池袋で開催。

 

 

西武池袋本店アート・ギャラリーでは、 漢字に、 別の意味を持つひらがなを組み合わせ、 新たなメッセージを生み出すアート作品「こころMoji」作家、 浦上秀樹さんの展覧会を開催する。

 

 

1973年2月9日に埼玉県上尾市で生まれた浦上氏は、 21歳の時、 筋肉が徐々に減少していく進行性の病気、 遠位型(えんいがた)ミオパチーを発症した。

その後独学で「こころMoji」の制作を始め、 動かなくなった手の代わりに口に筆をくわえ、 数々の作品を制作。

文字に込められたメッセージや病に負けることなくチャレンジし続ける姿は幅広い世代から共感を得ている。

 

 

浦上さんの描く「こころMoji」とは、 漢字本来の持つ意味とは別に、 ひらがなで描いた別のメッセージを漢字の中に入れ、 もう一つの意味を持たせているのが特徴だ。

隠れている「ひらがな探し」と、 作品に沿えた「解説(こころ)」を楽しんでいただくアート作品。

 

 

くわえて、 障がい者スポーツを撮影し、 その魅力を発信されている写真家 清水一二さんと浦上さんによる「パラリンピックフォト」コラボ作品(写真とこころ文字を組み合わせたパネル作品)も4点、 展示する。 (サイズ900×900mm)

会期中、 会場内で、 浦上さんによる原画作成のアートパフォーマンスを実施、 目の前で作品が生まれる様子をご覧いただく予定だ。

『感謝』~すべてのであいといのちのすばらしさ~

私は、 この“漢字”を“ひらがな”で描いてみたいと思いました。

身体は不自由…、 それでも“こころ”は自由でいられる。

“こころMoji” は、 元気の源であり、 出逢いの種。

たった一文字で、 自由な世界を表現できます。

たった一文字に、 自分の人生が込められます。

たった一文字が、 自分自身そのものなのです。

今、 この瞬間も、 すべての出逢いと命の素晴らしさに感謝して…

サイズ:257×364mm(墨)

『五輪』~けいぞくはちからなり~

自分を信じ抜いた者だけが世界を変える

サイズ:100×148mm(水彩)

 

『虹』~ゆめいろ~

人は悩むほどに自分らしくなります。

悲しみは魂にとってのクスリ。

夢を持った瞬間、 どんなにつらかった経験も必要な過去になります。

雨(涙)上がりの虹はきっと夢へとつながる架橋なのでしょう

サイズ:297×420mm

(デジタルリトグラフ+シルクスクリーン)

 

『心』~Life~

ふだんからどこに意識を集中させているかが大事なことで、 日常的に考えていることが自分の人生をつくっていくもの。

心が人生を表していて、 心に何が入っているかで人生は変わってくるものだと思います。 性格とは、 心の習慣

サイズ:210×297mm

(水彩)

 

西武池袋本店

会期:2020年2月26日(水)~3月3日(火)

住所:〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1

会場:6階(中央B7)=アート・ギャラリー

時間:10:00~21:00 *日・祝休日は~20:00(不定休)

電話:03-3981-0111(大代表)

公式HP

 

 

[展示]

2010年~2020年にかけて制作された、 A3、 A4サイズの原画、 リトグラフ合わせて約30点を展示します。

[原画作成のアートパフォーマンス]

日時: 2月26日(水)・27日(木)・29日(土)、 3月1日(日)・3日(火)
時間:*各日[1]午後1時から、 [2]午後3時から

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
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