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新時代の絵画とは? ”Grand Menu”が示す、ジャンルを超えた可能性! 5月25日(土)より開催!

 

 

 

5月25日(土)よりFARO Kagurazaka にて、 我喜屋位瑳務、 寺本愛、 高木真希人によるグループ展「Grand Menu」が開催。

参加アーティストはいずれも著名アーティストのアートワークや書籍や雑誌などのデザインなども手掛けるなど、 ジャンルの垣根を越えて活動を続ける実力派のアーティスト。

彼らの作品を通して、 新時代の絵画の潮流を考察する。

 

 

 

 

参加アーティスト我喜屋位瑳務、 寺本愛、 高木真希人は、いずれも著名アーティストのアートワークや書籍や雑誌などのデザインなども手掛ける気鋭のアーティスト。

「Grand Menu」に参加するアーティストには以下の共通点がある。

・アートの分野のみにとどまらずジャンルを越えて活動していること、

・作品がフィギュラティブであり、 ポップであること。

・若い世代のコレクターやファンが多いこと。

・絵画制作の高い技術を持っていること。

そのどれもがこれからの絵画のあり方を考えるうえで重要なポイントといえる。

会期中、 東京ステーションギャラリー学芸員 成相肇氏らのテキストおよび各アーティストの作品等を掲載したカタログを刊行予定。

 

 

 

 

【展覧会概要】

名称:「Grand Menu」 我喜屋位瑳務・高木真希人・寺本愛

会期:2019年5月25日(土)-6月22日(土)

時間:13:00 – 19:00

休み:日曜日、 月曜日

会場:FARO Kagurazaka | 東京都新宿区袋町5-1

オープニングパーティー:5月25日(土) 17:00-

 

 

Grand Menu 参加アーティスト】

我喜屋位瑳務

 

 

我喜屋はイラストレーターとして活躍する一方で、 美術館での展覧会や芸術祭に参加するなど、 アーティストとしての活動を続けている。

沖縄県で生まれ育った我喜屋は、 沖縄に残るアメリカ文化の名残に影響を受けており、 彼が創り出すイメージは、 戦後アメリカのホラー、 SF映画やアメコミが持つ世界観を感じさせる。

多様なメディアを使用して紡がれる様々な時間と場所とが混在したイメージは、 成熟した現代社会のなかで無数の価値観と大量の情報の中で暮らす私たちの姿を映し出す。

 

 

 

【近年の主な展覧会】

2018  個展「quuux」、 FARO神楽坂(東京)

2017  美術館開館10周年記念展「邂逅の海 – 交差するリアリズム」沖縄県立博物館・美術館

やんばるアートフェスティバル 2016-2017, 沖縄県やんばるエリア

2015 個展「CHILLDIE」, 代官山蔦屋書店

Re:TOWER OF THE SUN EXBIT「みんなで太陽の塔展」,梅田LOFT

2014  個展「P.O.V.」, nada art gallery, 東京

2013  個展「X」,VACANT,原宿,東京

2010  個展「暗黒宇宙特攻隊VS悪魔大統領」,ガーディアン・ガーデン,銀座,東京

 

 

 

高木真希人

 

2010年多摩美術大学絵画学科卒業。

普段凝視することのない深層心理や異界などの”あちら側”を意識させるモチーフと、 作品のもつ世界観は、 高木が持つ技術の高さにしっかりと裏打ちされている。

高木はこれまで暗闇の中でフラッシュを使ってカメラで偶然撮影されたように描かれたクリーチャーたちを描いていたが、 近年は従来の”スナップショット”シリーズに加え、 光の描き方を変えた新シリーズを発表している。
2010 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業

~2011 表現集団「オル太」在籍

 

 

 

【近年の主な展覧会】

個展

2018「MOON SHOT」(FARO神楽坂)

2017「Nice Corm!!」(ANAGURA)

2010 「ASCENTION PLEASE!!」(ギャルリー東京ユマニテlab)

グループ展 / アートフェア参加等

2018 「みちのく山形ビエンナーレ 2018」( 東北芸術工科大学 )

2018 「Group show Ai Teramoto ×Makito Takagi」(FARO Kagurazaka)

2018 「全日本びっくりアート連合展」(FAITH 高円寺 )

2017 「 FANTASTIC DAYS 2017」(Tambourin Gallery)

2016 「アウターサイド 2」(Calm&Punk gallery)

2012 「損保ジャパン選抜奨励展 FINAL」(損保ジャパン東郷青児美術館)

2011 「Emerging Japanese Artists」(iPRECIATION HONG KONG)

2011 「IMPACT2011」(ギャルリー東京ユマニテ)

2008 『ときめきランデブー 2008』出展(鑓水青年美術館)

 

 

 

寺本愛

 

大学で美術と服飾を学んだ寺本は、 様々な時代と地域の服飾がもつ機能性と文化背景の表象としての装飾性を接続。

それを纏う人々の暮らしを描きながら、 服飾と人々の生活との関係性を見つめてきた。

当初は服飾への興味から始まった制作活動だが、 近年関心は衣服を纏う人間の営みそのものへと移りつつある。

近代化していく社会の中で今なお残り続ける固有の地域・服飾文化の取材を通じて得たイメージにフィクションを織り交ぜながら昇華させることで、 わたしたちの生活に通底する普遍性を描き出す。

 

【近年の主な展覧会】

2018 Ceaseless / Faro神楽坂

Group Show (寺本愛・高木真希人)  / Faro神楽坂

やんばるアートフェスティバル / 沖縄

2017 Devotion / FARO- Aoyama

The Sun Worship in a Mountainous Region”/ the newly tokyo, the newly In Mister Hollywood

2016 Pilgrims / Fm

2015 その湖 / 伊勢丹新宿本店

ニュイ・ブランシュ KYOTO 2015: 衣服と身体のあいだで/Between Clothing and Body / ARTZONE

TOOL / ON READING, Nidi Gallery

AND OTHERS / 代官山蔦屋書店

2014 PERMANENT CULTURES / ガーディアン・ガーデン

スポーツ / Lamp harajuku gallery

Our Eyes, The Light Source / Fm

2013 第9回グラフィック「1_WALL」 / ガーディアン・ガーデン

PORTRAIT / MEGUMI OGITA GALLERY

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
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