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新型コロナウイルス感染症の影響によりアート活動が制限される中、文化庁初のオンライン企画展「DOMANI・明日展 plus online 2020」が開催中!!

 

 

新型コロナウイルス感染症の影響により、国内外で展覧会や芸術祭、アートフェア、公演の延期や中止が続く今。

再び日常への一歩を踏み出す作家たちとの連帯、共感を示すべく、文化庁初のオンライン企画展「DOMANI・明日展 plus」を緊急開催する。

 

 

「DOMANI・明日展」と「DOMANI・明日展 plus」

文化庁では、日本の芸術界を支える人材の育成のため、若手芸術家が海外の関係機関等で研修を行う支援をする「新進芸術家海外研修制度(在研)」を実施している。

その成果発表の機会として、研修を終えた若手中堅美術家による企画展「DOMANI・明日展」を1998年から開催してきた。

この春以来、新型コロナウイルス感染症の影響により、国内外でつぎつぎに展覧会、芸術祭、アートフェア、公演の延期や中止が続き、わたしたちは深い文化的な中断を体験した。

若手中堅美術家の支援を第一義とする「DOMANI・明日展」は、再び日常への一歩を踏み出す作家たちとの連帯、共感を示すべく、「DOMANI・明日展 plus」をオンラインで緊急開催する。

 

 

本展は、文化庁主催による初のオンライン企画展となります。「新進芸術家海外研修制度」の研修経験者7作家、さらにゲスト作家として青山悟を招き、今の日本のアクチュアルな、かつ国際的にひらかれた表現と言葉をいち早く発信していく。

 

 

「〈前夜〉を生きる」というサブタイトルにこめた想い

本展のサブタイトルは「〈前夜〉を生きる」。

このサブタイトルは、今年1~2月に開催された「DOMANI・明日 2020展」の試みを引き継いでいる。

「DOMANI・明日 2020展」のサブタイトルは「傷ついた風景の向こうに」であった。

本展では、20世紀以降の大きな自然、人為的災害の「あと」を現代作家の表現にみる試みを行いました。しかしながら、その開催中からコロナ禍の「予兆」に遭遇することになった。

 

 

▼「DOMANI・明日 2020展:傷ついた風景の向こうに」展覧会概要はこちら

 

わたしたちは「災後」だけでなく次の「災前」を――災害と災害の「あいだ」を生きている。

今回の「DOMANI・明日展 plus」では、それを「〈前夜〉を生きる」という言葉に込めて、参加作家に投げかけている。

 

 

【開催概要】

展覧会名: DOMANI・明日展 plus online 2020

会期: 2020年7月3日(金)~10月11日(日)

onl ine展web(無料公開)

 

 

【出品作家】

小金沢健人(1974年生【2001年度(3年研修)・ベルリン】)現代美術

田村友一郎(1977年生【2012年度(1年研修)・ベルリン+ロンドン他】)現代美術

奥村雄樹(1978年生【2012年度(1年研修)・アントワープ】)現代美術、翻訳

山本篤(1980年生【2018年度(1年研修)・フエ(ベトナム)】)現代美術、映像

山内光枝(1982年生【2014年度(短期研修)・ミンダナオ(フィリピン)】)現代美術、映像

加藤翼(1984年生【2014年度(2年研修)・シアトル】)現代美術、インスタレーション

やんツー(1984年生【2013年度(1年研修)・バルセロナ他】)メディア・アート

青山悟(1973年生、ゲスト作家)現代美術、刺繍

 

 

編集・構成 MOC(モック)編集部
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