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アフターコロナの時代、演劇の新たな可能性を示した 「巣ごもりシアター」。現在、モーツァルトのオペラ『魔笛』を再び配信!

 

 

新型コロナウイルス、そして感染拡大防止を目的とした緊急事態宣言下、新国立劇場は記録映像を無料配信するサービス「巣ごもりシアター」を展開。

現在、オペラの名作『魔笛』を、 皆様からのリクエストを受けてアンコール配信。

 

 

モーツァルトのオペラ『魔笛』は次々に美しい曲が登場する、 まさに“音の宝石箱”。

王子が姫を救い結ばれる愛と冒険のファンタジーが耳なじみの良いメロディーで綴られ、 世界中の多くの子供たちのオペラデビュー演目として親しまれている。

アート界の巨匠ウィリアム・ケントリッジが映像を駆使して演出したケントリッジ版『魔笛』は、 「ビジュアルアートの面白さに満ち、 世界中で最も哲学的」と新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士も太鼓判。

日ごろオペラをご覧にならない方々、 特に美術や音楽に興味をお持ちの10代、 20代の皆さんへぜひご覧いただきたい、 珠玉の舞台だ。

『魔笛』に続き、 『蝶々夫人』『ウェルテル』の配信をもって、 「巣ごもりシアター」は6月26日(金)までで終了する。

巣ごもりシアター『魔笛』視聴サイト

 

 

ケントリッジ版『魔笛』の魅力

 

ウィリアム・ケントリッジは南アフリカ出身、 ドローイング(素描)を用いたアニメーション・フィルムや演劇、 オペラの演出で活躍するアーティスト。

「動くドローイング」と称される、 木炭で書いたドローイングを少しずつ描き直しながらコマ撮りしたアニメーション・フィルム、 そしてその作品に滲む社会的視線と強靭な知性により世界的に名を馳せ、 2010年には京都賞、 2019年には世界文化賞を受賞している。

ケントリッジ演出『魔笛』は、 ドローイングによるプロジェクションを用いて人間の影と光を対比させ、 「善」や「力」についての洞察を込めながら、 『魔笛』が内包する啓蒙思想に植民地主義を通して光を当てている。

 

 

全編に散りばめられた様々な象徴を読み解いていく面白さもあり、 「『魔笛』は何十回も観た」という方々も決して飽きさせない。

大野和士芸術監督が「ビジュアルアートとしてのオペラの面白さを、 そして世界中て最も哲学的な『魔笛』を日本の皆さんに紹介したい」と就任第1作に選んだプロダクションで、 「新国立劇場の新しい門出」と大評判になった。

上演には世界中の重要なモーツァルト公演を任される指揮者ローラント・ベーアのもと、 キャストにも新世代のモーツァルト歌いとして世界の歌劇場を駆け回っているフレッシュな歌手たちが国内外から集まり、 大好評を博した。

 

 

 

【配信概要】

◆W.A.モーツァルト作曲

オペラ『魔笛』(アンコール配信)

(2018年10月3日上演)

2018/2019シーズン

全2幕 ドイツ語上演/日本語字幕付

【指揮】ローラント・ベーア 【演出】ウィリアム・ケントリッジ

【出演】サヴァ・ヴェミッチ、 スティーヴ・ダヴィスリム、 安井陽子、 林 正子、 アンドレ・シュエン、 九嶋香奈枝、 升島唯博 ほか

【合唱】新国立劇場合唱団 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

【配信日時】2020年6月5日(金)15:00~12日(金)14:00

巣ごもりシアター『魔笛』視聴サイト

英語版 巣ごもりシアター『魔笛』視聴サイト

 

 

◆巣ごもりをもっと楽しく!オペラ『魔笛』関連動画

新国立劇場オペラ芸術監督で世界的指揮者の大野和士自らのピアノ伴奏で、 歌手の皆さんと『魔笛』の聴き所や注目ポイントを徹底解説。

ユーモアと音楽への愛がいっぱいのトークと、 オペラ歌手の皆さんとの掛け合いもお楽しみ!『魔笛』鑑賞前の予習に、 鑑賞後の深掘りに是非!

 

 

~新国立劇場について~

新国立劇場オペラパレス

新国立劇場は、 日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、 オペラ、 バレエ、 ダンス、 演劇の公演の制作・上演や、 芸術家の研修等の事業を行っている。

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