この秋に開催される神戸市六甲山上で行われる「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」をはじめ、 建物を丸ごと使った現代アートや港で行う海上劇など、 「山・まち・ひと」を素材にした芸術イベントを紹介。
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」は、 六甲山の土地柄や景観を生かした現代アート作品を通じ、 ピクニック気分で六甲山上を周遊しながら、 点在する現代アート作品を、 自然の中で楽しめる展覧会。
10回目となる今回は、 浅野忠信、 榎忠、 藤本由紀夫など過去最多となる42組のアーティストが出展し、 山上の11会場を舞台に作品展示を行う。
アートと出会う発見や驚きとともに「新しい六甲山の魅力」を伝えていく。
会 期:2019年9月13日(金)~11月24日(日) ※会期中無休
開催時間:10:00-17:00 ※会場により17:00以降も鑑賞できる作品がある
前売券:9月12日まで発売 大人 1,900円 小人 950円
当日券:9月13日~11月24日 大人 2,200円 小人 1,100円 ※大人(中学生以上) 小人(4歳~小学生)
〈出展アーティスト一例〉
浅野忠信
榎忠
藤本由紀夫
ふたりの無謀な企みによって、 神戸がどこへ向かうことになるのか。
9月14日(土)~11月10日(日)開催
アート・プロジェクト KOBE 2019:TRANS-
神戸市の西部に位置する、 兵庫港、 新開地、 新長田を中心とする地域で開催する「アート・プロジェクト KOBE 2019:TRANS- 」。
今回のプロジェクトでは、 グローカルに発展するクリエイティブ・シティとしてのKOBEの新たな可能性を見出すことを目指す。
世界の第一線で活躍する現代アーティストとともに、 地域と連携をとりながら創作を実現。
見慣れた風景を一変させ、 異次元の世界や異空間へ“飛び越えて”いくことに挑戦する。
ディレクターは国立国際美術館の客員研究員であり、 インディペンデントキュレーターとしてヨコハマトリエンナーレ2014など国内外の美術展を数多く手がける林寿美氏。
参加作家は、 2001年のヴェネツィア・ビエンナーレでドイツ館代表作家となり、 金獅子賞を受賞したグレゴール・シュナイダー氏と神戸市兵庫区生まれのやなぎみわ氏。
グレゴール・シュナイダー Gregor Schneider
1969年、 ドイツ、 ライト生まれ。 16歳で、 自宅の部屋の中に別の部屋を作るなどして改造する作品《家 u r》の制作に着手。
2001年のヴェネツィア・ビエンナーレでドイツ館代表作家となり、 金獅子賞を受賞。
以降、 インド、 コルカタの寺院前に巨大な道の門を立てたり、 大きな水道管を迷路のようにはりめぐらせたりして、 時空がねじれた非現実な体験を促すインスタレーションを手がける。
グレゴール・シュナイダーが手がけるのは、 神戸市内の8ヵ所で発表される「12の道行き」と名づけられた12作品。
鑑賞者は第1留から第12留までを訪ね歩きながら、 シュナイダー世界の旅人となります。
美術館というホワイトキューブのなかには収らない作品の数々が待ち受けます。
※写真は作品および作品会場の一部です。
やなぎ みわ Miwa Yanagi
1967年、 神戸市兵庫区生まれ。 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。
〈エレベーターガール〉や〈マイ・グランドマザーズ〉など、 CGや特殊メイクを駆使した写真で、 若さと老いといった女性を取り巻く諸問題への洞察を試みる。
2009年、 ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館の代表作家。 2011年からは演劇に取り組み、 『ゼロ・アワー 東京ローズ最後のテープ』を国内外で上演。
2017年の「港都KOBE芸術祭」では野外劇『日輪の翼』のための移動舞台トレーラーを展示した。 京都在住。
神戸・兵庫港で花開く踊り念仏とステージトレーラー!
台湾で出会ったステージトレーラーに魅せられ、 演劇公演を企てたやなぎみわ氏は、 自らがデザインし輸入したステージトレーラーを2014年のヨコハマトリエンナーレで発表。
以降、 巡礼劇「日輪の翼」(原作:中上健次)を5都市で野外上演しました。
今年は「日輪の翼」の巡礼を、 恵比寿神の漂流と一遍上人の遊行に重ね、 半海半陸の公演地で踊り念仏とともに上演されます。
日輪の翼[神戸公演]:2019年10月4日(金)・5日(土)・6日(日) 18時開演
料金:全席自由 一般4,000円 U25(25歳以下)2,500円 当日 一律4,500円(税込)
9月11日(水)プレスプレビュー開催
この度、 一般公開に先駆け、 9月11日(水)にプレスプレビューを開催し、 会場を巡りながら本展の見どころを解説するプレスガイドツアーを行う。
また、 当日15時から公募大賞表彰式・レセプションを行う。
ご参加希望のメディア様は事務局までお問合せください。
◆プレスプレビュー(内覧会)概要
総合プロデューサー 明石達雄からオリエンテーションを行ったあと、 10時20分頃からプレス関係者を対象に、 本展の総合ディレクター兼キュレーターの高見澤清隆が見どころを案内・解説するガイドツアーを行う。
ガイドツアーに参加せず展覧会会場を自由に取材いただくことも可能。
日程 : 9月11日(水) ※雨天決行
時間 : 10:00~14:30(受付 9:30~/プレスプレビュー・内覧会 10:00~)
受付 : 六甲山カンツリーハウス内 レストラン アルペンローゼ
※お車でお越しの場合は、 六甲山カンツリーハウス西駐車場にお停めください。
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」オフィシャルツアーを初開催!
現代アートの魅力と六甲山を知っていただくため、 神戸三宮・新神戸からの直行バスを運行し、 ガイドによる分かり易い解説付きで六甲山上のアート作品を巡るツアーを開催します。
日程 : 9月14日(土)~11月24日(日)の土曜・日曜・祝日 計27日間
料金 : 8,700円 (税込価格/鑑賞チケット、 バス、 ケーブル、 ランチ、 保険、 ガイド料金含む)
定員 : 22名
予約 : WEBサイト
行程 : 10:00 三宮出発 → 10:10 新神戸 → 10:50 六甲ケーブル下駅着 → 11:25作品ガイド → 16:00ガイド終了 →16:45 新神戸 →17:00 三宮到着
特典 : 1.ツアー限定!鈴木なるみのイラスト入りオリジナルレジャーシート(非売品)をプレゼント 2.参加証として 六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019 オリジナル缶バッチを配布
【お問い合わせ】
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019
事務局 広報担当
六甲山観光株式会社 営業推進部
078-894-2210 平日9:00-18:00
【チケットのお問い合わせ】
神戸市イベント案内・申込センター 078-333-3372 (年中無休 8:00-21:00)
【イベント全体のお問い合わせ】
TRANS-KOBE実行委員会 078-515-6034
「下町芸術祭2019」
下町芸術祭は2014年に神戸市長田区で地域のアーティストやNPO、 建築家、 商店主が集まり実行委員会を構成して始動したアートプロジェクトです。
2年に1度行なっており、 古民家や劇場、 使用されなくなった保育所など地域の様々な場所で展示やパフォーマンスを展開するものです。
会期 : 2019年10月12日(土) ~ 11月10日(日)
休業日 : プログラムに準ずる
会場:【長田区南部】
ArtTheater dB Kobe
角野邸
旧駒ヶ林保育所
鉄人広場
個人宅(K 邸、 F 邸、 G 邸、 O 邸、 Y 邸)
喫茶パペポ
神戸映画資料館
駒どりの家
野瀬病院
マップスペース Gnu
旧合田邸
Atelier KOMA
二葉じぞう広場
駒どりの家
駒ヶ林会館
コミュニティカフェ・ナドゥリ
はっぴーの家ろっけん
神戸奄美会館
スタジオ・ 長田教坊
スマイルネットセミナールーム
39SAIGON
地下鉄海岸線各駅(新長田駅、 駒ヶ林駅、 苅藻駅)
会場:【兵庫区南部】
地下鉄海岸線各駅(御崎公園駅・和田岬駅・中央市場前駅)
プログラム
講座プログラム「下町芸術大学」 ディレクター: 角野史和
エキシビションプログラム「from 此処から、 此れから」ディレクター:小國陽佑
パフォーマンスプログラム「家が歌う」ディレクター:横堀ふみ
森村泰昌 下町物語プロジェクト2017-2019「釜ヶ崎・須原・福原」 キュレーター:木ノ下智恵子
写真展示プログラム「下町寫眞展」 ディレクター:岩本順平
つなぐプログラム ディレクター:田中幸恵
【お問い合わせ】
新長田アートコモンズ実行委員会 078-647-7430
編集・構成 MOC(モック)編集部
人生100年時代を楽しむ、
大人の生き方マガジンMOC(モック)
Moment Of Choice-MOC.STYLE